パラパラ漫画

2008.09.30

本をめくれば新しいページがあるように
1日を終えればまた明日がやってくる。
計画をしている時はまだまだと思っていた秋のツアーも、
もうすぐソコまで近づいてきた。

毎日毎日バタバタと過ぎていくのに振り返って見てみたら
パラパラ漫画のように一つのストーリーになってるのが何だか面白い。

だから今日みたいにパラパラと降り続く秋雨に対しても、
うっとーしく思ったり気を落としたりしない。
これも振り返ったときにパラパラ漫画の一ページになるんだから...。

ウッドベースに手作りカッパを着せて傘をさし、
濡れないように早歩きしているから
自分はずぶ濡れになっても、うっとーしくない。

濡れたカッパが風でパタパタなって
自分の顔に水滴がかかっても、うっとーしくない。

キレイにキレイにトイレを拭き掃除して
流せるタイプって表記してたから
そのまま流したら詰まってしまっても... これは...うっとーしい。

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秋ですね

2008.09.25

街角には匂いが溢れている。
雑貨屋のお香の匂い、パン屋の芳ばしい匂い、
花屋の甘い匂い...そして季節の匂い。
春の匂い、夏の匂い、秋の匂い、冬の匂い、
言葉では説明できないけど自分の中にはしっかり違いがある。

季節の変わり目の早朝なんかに気づく。
鼻から入った空気に、匂いというよりは味がするのかな...。ペロリ。

あー今日は秋の味が凄く濃い。秋ですね。

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スパイスを振りかけたライブ

2008.09.08

潮風が窓からかけて行く宿で、ひきっぱなしの布団の上、ぼーっと朝を過ごす。

今日は今からsun set であります。
昨日のうちに会場入りして雰囲気を感じて潮風とフェスを体に含み
キャッチボールなんかもしながら今日を迎える。

風がおっとりしている性格のせいか
旅館のお母さんはおっとりしており、
海に近いせいか一度笑えば豪快に笑う。
そんな大きく広い人が営む旅館はどこか落ち着く。
バタバタと日々を過ごしている中で
このようにゆっくり時間を過ごせる一瞬一瞬がとても大切に感じる。

セブンスターに火をつけ日本茶を二回すする。
ハー、窓に張り付いた日本海を見ながら、
体の中に打ち寄せる静かな波を感じる。
急ぐことなく静かに静かに体にゆっくり流れる血液を感じる。
心底落ち着いた時に自分の心臓の音が近くで聞こえてくるようなあの感じ。

さぁ、今日もいいライフに最高のスパイスをふりかけて、
いいライブにしたいと思います

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刈谷サービスエリア

2008.09.04

東京と大阪の行き来で絶対に立ち寄ってしまうサービスエリアがある。
それは名神高速から新名神を経て伊勢湾岸道、
東名阪と経由していく道中にある刈谷というサービスエリアだ。

なぜかなぁ...。

車を下りてタバコをふかし、空を見上げる。
クルクルと夢と人々を乗せて世界を一周するようにゆっくりと回る観覧車が見える。
この場所で少し物思いにふける時間が好きだ。
同じような四角く書かれた線の中を一つ減っては一つまた入る車。

今から遠くへお出かけするのか...
母親の手を引っ張り真新しい風にタテガミをなびかせる少年。

近くのようで遠く聴こえるざわめき。

僕の横を通り過ぎてゆく老人。

変わった出来事もなく、
他のサービスエリアとの極端な違いはないのに落ち着くんだなぁ。

この近くに僕のいとこが仕事で来ている。
今はアメリカに転勤になってここにはいないが...。

僕は彼を尊敬している。
僕より賢いからじゃない。
僕より器用だからじゃない。
彼は常に前にある未来が瞳に映ってるからだ。
彼が弱音を吐いているところを見たことがない。
弱音を吐くのはいつも僕だ。
彼は僕の弱音を聞いていつも『それはいいことだ。幸せなことだ』と言う。
なぜそんなにプラス思考で生きれるのか。

どんなに暗い場所でも前へ前へと進み、
どんなに高い飛び込み台の上からもまっすぐに飛び込んでいく
彼の背中を今までずっと見てきた。

彼が仕事として来た土地の匂いがする刈谷だからどこか落ち着くのかな。
ここに立ち寄りぼんやりとアメリカの方を見て、
今の情けない自分と向き合う。

あっ、また彼に追いついてないな。
これだったらいつまで経っても背中を追いかけるばかりだ。
そうやって自分に言い聞かせてまた車を走らせる。

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