『未来』
2008.08.22
うちのメンバー、コミヤマ画伯の絵が完成したので詩とコラボしてみました。
『未来』
『川辺で寝そべる亀はどんなに進化しても空を飛ぶことはできないだろう。
電線から電線と羽ばたいて小さな距離を移動する小鳥は時代が変わっても一羽で遠くまで行く勇気はないだろう。
諦める...
諦めたことに慣れる...
そして夢見ていたことを忘れる。人間はそうやって頭の中で終わらせる。
未来は頭の中で作られてるわけじゃないのに...。
未来見ていて下さい
亀の体も鳥の勇気も大きく変わらなくとも たくさんの小鳥が集って亀が空を飛ぶ時代がくるだろう
未来は想像から始まり永遠に終わらない。終わるとしたら、それは現在のあなたから夢が消えたときである。』

お盆の後の静けさ
2008.08.22
お盆も過ぎて世間が少し落ち着いてきたように思う。
今はなかなか行けないが小さい頃お盆になると家族でお墓参りに行く習慣があった。
必要なもの...バケツ、柄杓、線香、クルクルと巻いた広告、ライター、花。
手を合わせる。頭ん中は真っ白。詳しく言うと真っ白というより、何を思っていいかわからない。薄目で横にいる父を見て終わるのを待つ。小さい頃はその墓に拝む理由がいまいちピンと来なかった。見たことのない先祖にピンと来なかった。お墓に手を合わし拝むことにピンと来なかった。
すべてがピンと来たのは大好きなジイチャンが墓に入ってからだった。今は墓参りに行くと先祖さんにもジイチャンにも長話を聞いてもらう。悩んだり落ち込んだり迷ったりしたら、話をしたくなる。
あの頃の父は先祖と話をしていたんだ。家にピンポーンとインターホンがついてるように墓にも呼び出し道具があったら良かったのだけれど、あいにく付いてないので呼び出しの合図に手を合わせ、呼び出して話をしていたんだ。話す内容は何でも良かったんだ。
お盆も過ぎて世間が少し落ち着いてきたように思う。
それはこの世の人に加えて、高速道路が意味もなく大渋滞していたようにあの世から帰ってくる人でごった返しになってた墓に静けさが戻ったことも少し関係してるのかな。

何でもそうだよね。
2008.08.18
246号線を車で進む。
今日は朝から肌寒い。
真夏の太陽もオリンピックの応援に疲れて今日は盆休みか...。
顔を撫でるようにゆっくり通り過ぎゆく風も
ウェットティッシュのように爽やかで、
ミンミンと朝も早くからラジオ体操のように
夏休みになれば聴こえてくるセミのセミナーも今日は聞こえない。
夏はドコイッタ?
車は渋谷につき、今日の会場Jz bratに到着。
綺麗なビルの2階にありエスカレーターで昇っていく。
スタッフさんと共に機材を搬入する時、
『このエスカレーターは重いものを乗せすぎると止まっちゃうんですよ』
便利になったらなったで悩みは尽きないねぇ。
何でもそうだよね。
いつも暑い暑いと嘆いていたけど急に寒くなったら寒い寒いと寒イボを立てる。
何でもそうだよね。

大きなものと小さなもの
2008.08.12
灰色の雲のマントを被った空が
今にも何かに変身して雷の一つでも落としそうな雲行き。
そう、今サマソニの当日リハーサルの最中。
さっき裏でキャッチボールしてた時までは
暑すぎないいい感じの曇り空だったのに...。
最近一時的な大雨が多いから嫌だなぁ。
本番前に腰を下ろし時間を待っていた。
遠くから大きいステージのリハーサルの音が風に乗ってこちらまで聴こえてくる。
遠くから大きい空のうっすら光が手のひらに降りてくる。
大きいものは遠くからでも意識をしていないのに自分まで届く。
ニュースなんかも、そう。
大きい事件、事故はどんな遠くの出来事でも自分に届く。
最近で言えば、オリンピックのニュースは
大きな成績を残した選手の情報は繰り返し繰り返し放送されるから
あまりテレビを見ない自分にもしっかり届く。
そんなことをぼんやり考えて地面を見ると
誰にも手をかけられず育った草木をかきわけて、
無我夢中に生きるアリに目がいった。
みんな頑張ってるんだな。
オリンピック選手も
ここに生える草木もアリも。
大きなものから小さなものまで生き方を考え行き方を探して。
自分に届くものに生き方を習い、
自分が届けるものに向かって行き方を決める。
今日、今、自分はステージで音を届ける。
何故か気持ちが高ぶった。
オリンピック選手のようで、このアリのようで、
自分は自分のがんばる場所があることに気持ちが高ぶった。

大雨洪水警報
2008.08.06
窓の外が大雨だぁ。
今思えば不謹慎だけど小学生の時、大雨が割と好きだった。
大雨って言っても、ただの大雨じゃなくて
大雨洪水警報が出るくらいの雨が好きだった。
朝起きて雨がひどく降っていると、よく空に向かって祈っていた。
雨ガンバレ...。
うちの田舎の地区は小学校まで30分くらいかけて歩いて登校するのだが、
近くを流れるダイド川が溢れると危ないという理由で学校が休みになった。
それは警報が出なくても溢れれば休みになった。
小学校は大好きだけど、そういう急に空から降ってきたような
休みはウキウキするから好きだった。
大雨の日は川が気になって気になって、
みんなで溢れろっ溢れろってよく見に行ったものだ。
そして溢れれば地区代表の父兄が学校と生徒に連絡網で情報を回し、
晴れて休みになるわけだ。
その連絡後は空にも晴れろってお願いする。
大概は11時頃には雨は止んで臨時休暇を目一杯遊んだ思い出を思い出した。
そういえば中学、高校時代の下校前の大雨(雷付き)も割とウキウキした記憶がある。
今となっては何故あの頃ウキウキしていたのかサッパリわからん。
雨が降ることで時間が止まっていたことにウキウキしていたのか...。
組み込まれていた予定が雨と一緒に流れてしまうことにウキウキしていたのか...。
今となってはサッパリわからん。
雨がどんなに降ろうと仕事は待ってはくれないからかな。
![cutman-booche [カットマン・ブーチェ] Official Site](http://www.cutman-booche.com/img/head_title.gif)


