去年のある日
2008.06.19
毎日毎日同じ電車に乗って
毎日毎日同じ道路を通って
毎日毎日仕事に行ってると
『あの信号を点滅中に渡ってしまえば次の信号が青だから仕事場に10分前に着ける』とか『地下鉄の一番前の車両に乗れば乗り換えの時に早歩きでギリギリ電車に間に合う』とか自分の中の小さな手順みたいなのが出来てくる。むしろノルマみたいな小さな使命感が出来てくる。
毎日が同じことの繰り返し過ぎて自分の行き方と生き方を少しでも改善してみよう、無駄な所を省いてみようと毎日少しずつ自分にとってスムーズな行き方と生き方をあみだす。
ある日、点滅中の信号に間に合わなくて渡れなかった時があった。仕事に遅れてしまいそうだし、自分の中のスムーズな行き方で行けなくて少しイライラしていた。
ふと横を見ると小さな公園がある。こんなところに公園なんてあったかな...。いつもは信号を渡るために急いでいて素通りしているんだろう。
その公園はあまり背の高くない木に囲まれていて、座る場所が取り外されたブランコ一つ、産まれたての子ゾウの足跡くらいの砂場一つ、ゾウのカタチをした滑り台一つ、そして親子が一組いた。
ヨチヨチと歩きまわる子供の一歩後ろをヨチヨチと追う父。滑り台にたどり着き、なにやら困っている子供。
ズボンの丈が合っていないのか...ズボンに引っかかって滑り台の階段の一歩目が進めない。何度も何度もトライするが進めなくて滑り台を噛んでみたりする子供。
父はと言うと、もしもの時に備えるように落ちたり転けたりしてもスグに助けれる距離で、幸せそうに満面の笑みで興味津々に見つめている。教えることも手伝うこともせず、ただずっとニコニコ見つめていた。
そんな親子を見て、とてもとても幸せな気分になった。通勤の手順が完璧でスムーズに行けた時なんかより断然気持ちが晴れた。信号に引っかかって良かったとさえ思った。幸せを頭で考えすぎて、本当の幸せを見過ごしてないかな...。本当の幸せこそすぐ近くに落ちてたりするのかもなぁ...という出来事をきっかけに去年、作り出したのがpermanentsに収録されている『手の中のlife 』という曲の詩です。
早いものであの日から1年くらい経ちました。公園を通りすぎて急にあの日の出来事を思い出したので書きたくなって日記に書いてみました。
今週は石垣musicフェスです。頑張ります。

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comments
Posted by tomo : 2008年6月20日 00:05
今の空気や音や気持ちや色、全部を切り取って残しておきたい…と思う瞬間があります。そういう"何か"に触れてくるものに、励まされたり慰められたり安心をもらったりする気がします。
Permanentsを聴いてると、やわらかい日常もさえない日常も、愛おしいものに思えたりします。cutmanの言葉と音と温度の力ですね。
ステージのライトに照らされた客席の人たちを見るのが結構好きです。客席からですけど…
いしがき、よい時間になるといいですね!いってらっしゃいませ。
Posted by 晴美 : 2008年7月21日 15:39
ある病気の宣告をされてもう8年が過ぎました。見た目では全くわからない。人にはうつらない。発作が起きても直接、命にかかわるのではなく二次的な要因で死に至る事もあるけど気をつけていれば大丈夫。色んな制限が多くて本当は車の運転も生命保険に入る事も飲酒も就職も結婚も出産も…生きてる事さえ許されないような厄介な病気。内緒で全てクリアしちゃってるけど。だから夏びらきで最後に佑龍くんが言っていたように私も「手の中のlife」大事に、そしてcutman-boocheの全ての歌に励まされながら生きていきます。激しい音や光もNGなんだけど下北沢行っちゃいま~す!隅っこで踊らずに静かに観ますから大丈夫(笑)
Posted by 晴美 : 2008年7月22日 23:02
昨日は日記に全く関係の無い個人的な事を書いてしまい申し訳ありませんでした。後悔しています。昨日と今日の投稿を削除して下さい。ただ、昨夜は何故か朝まで良く眠れました。この病気の最大の敵=睡眠不足に少し勝てた気がします。ありがとうございました。でも本当にすみませんでした。
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