元気の源
2008.05.27
ザーっ、都会と違ってゴミの障害物がないから全速力で走れる川の流れ。
しわくちゃに微笑んだおばあちゃんの笑顔のようにやさしく包み込んでくれる大沢温泉。
そうです。只今カットマンはブリッジ・スタイルと岩手県で入浴中。
木造の廊下に何人もの足跡が重なり、百年ばかりの溜まりに溜まった傷跡が歴史を感じさせる。
男ばかりで大部屋に雑魚寝なんて何年振りだろ...。何年も一緒にいてすべて知っている仲間じゃなくて、今回初めてブリッジ・スタイルと温泉旅館に泊まりにきた。まるで高校一年生の時の宿泊体験学習みたいに新鮮で... 酒を買い込みドンチャン騒ぎだ。 高校の時は、何年何組の誰々が好きだとか...、中学の時はワルかったとか...バカな話を話した。
今晩はどんな話で盛り上がるんだろなぁ。
ザーっ、まだ川が流れてる。
どうしてパチンコ屋や隣近所の騒音は気になるのに大きな音で流れる川の音は気にならないのか...
逆に安らぐなぁ。
川が元気な土地は、川の音がポジティブな言葉を大声で発しているようでこっちまで元気になる。 都会の川は『もうダメだ、どうせ俺なんか...』なんて静かにネガティブな言葉をブツブツつぶやくようで聞いてられない。
田舎に来ると元気になるのはこれが理由だな。なんたって元気でポジティブだもんね

仙人の町
2008.05.21
山道を右へ左へ。車の後ろに積んだ荷物が山と会話するようにゴトゴト揺れる。
一つも街灯のない山道。静かすぎる夜の山梨。都会に住み着いたネオンとは対照的に真っ暗な町を霧が自由に散歩する。看板に『仙人の家、曲がってすぐ』って書いてあったら信じてしまうよ。今まで行ったことのある土地とどこか違った...、神秘性みたいなものを感じる。人間よりも遥かに生命力を持ったものがこの街にはいる...。森や川、山、湖、そこに住む生き物全部が人間よりもイキイキと自由に生活してる。人間が小さく見える。仙人っ、いるんじゃないの!『仙人や〜い。』 応答無し。
霧の散歩が終わったのか。視界がすっきりし出した。山中湖まで来るとポツポツと降っていた雨が止み、ポツポツと人が増え始めた。
山中湖のスタジオで合宿したり、レコーディングしたとよく聞くがこの辺りでしているのかな。
余計な音が一切無くて、ただただ必要な音だけが生息している。ここは国定音保護区に指定すべきだ。そして何十年先もミュージシャンにとって神秘的な場所であってほしいな。
山梨Natural High の会場はそんな山や湖の近くにあり、約束された日にちだけ自然から貸してもらったような自然に包まれた場所にあった。
もちろん、ライブは空と山を音が無邪気に駆け回り放題で、楽しくて楽しくて気持ちよくて。野外はやっぱ最高やと思いました。
一つ不思議に思ったのはライブ会場に降っていた綿みたいなものは何なんだということ...。
あれは山がライブを見て歓声をあげ、紙吹雪の代わりに綿を飛ばしていたのか。
それとも仙人がタンポポの綿毛に乗って、旅でもしていたのか。うーん、山梨は神秘がいっぱいだ。
山梨... 今度はゆっくり訪れて仙人探しと音作りをしたいものだ

雨の模様
2008.05.12
速度計の針が100km前後を行ったり来たり。
ワイパーも右左に行ったり来たり。
高速道路の車と雨だけが一方通行に進む。
鳥目なので少し暗い感じが見えにくい。雨だぁ...。
ドライブ気分にもなれず、音楽もつけず、
なんとなくワイパーのウィーンウィーンのテンポを上げてみた。
窓から見える田園の水面にはジンマシンのようなポツポツができて、
なぜか車内にいる僕の背中がかゆくなる。
雨が降って湿度が高い日、なぜか体がかゆくなる時がある。
あれは地球が雨アレルギーをおこしてるのかぁ。
そういえばフロントガラスもポツポツとジンマシンできてるし...。
ハァ、雨止まないかな...。
今日は名古屋アポロシアターで初ワンマンライブでした。
リハーサルが終わり、30分後にはライブ。
ワンマンは展開が早いから好き。
リハで本番のイメージを浮かべてそのまま本番にいかせれるから好き。
イベントだったら昼からリハして10時間あいて本番。
リハと本番がなかなかリンクしない。
ツアーのために作ったSEを流してステージに出る。
前まではcompassを流してたけど今回のために新作を作ったのだ。
ライブは最初から最後まで楽しくていつもより余計にMCしてしまった。
今日は楽しいのが伝わったんだろうな。
ダブルアンコールをもらっちゃいました。
テンションが上がりまくってまだ完成前でどこでもやったことない曲をやりました。
いやぁ、本当に楽しかった。名古屋ありがとう。

ゴジラvsキングギドラ
2008.05.10
ツアー三ヶ所回って大阪に帰ってきました。
店いっぱいに顔の違うソファが並べられた姫路でのライブ。オシャレなスペースにみんなゆったりと腰を下ろして少し暗めのライトの中お酒を飲んでいるのに、ライブが始まると歓声や拍手が予想以上に大きくてビックリ...。まるでNYのbarにでも来たような...。お客さんと一つになれました。音楽は演奏するだけじゃない、聴くだけでもない。音を楽しむことなんだ。店にいた全員が一つになれた...そんな気がしました。
2日目福岡アーリービリーバー。 バグダット カフェ ザ トレンチ タウン、犬式、Ricky Gくん...と ノリノリのメンツが揃ったイベント。このメンツが揃うイベントは他ではないねぇ。それと...なんと言ってもスタートから朝の5時までテンションが落ちない...。恐るべし福岡。福岡の夜が騒がしすぎて太陽も寝れず、この日は太陽の目にもクマがついてたんじゃないかな。
3日目は佐賀の鳥栖でのライブ。 ライブ前に会場の下にある『コテツ』で夕飯を食べた。 豚足の唐揚げや新鮮な造りが美味しくて美味しくてホッペが鉄板に落ちた。ジュー。
鳥栖の人はまっすぐな人ばかりで話をしていても、ライブをしていても、まっすぐに目を向けてくれる。ウリョンが声を張りすぎて掠れてしまったガラガラの言葉を聴き逃すまいと、一生懸命目と耳をこちらに向けてくれる。僕らもまっすぐに、まっすぐに伝える。ちゃんと伝わったかな?
さすがに3ヶ所回って帰ってきた朝は体が脱け殻のように力が入らなかった。なので、点滴を打ってもらいました。初点滴でした。今回のツアーはハードなので回るヶ所数と点滴ヶ所数どちらが多いやら...。ゴジラvsキングギドラよりエンディングが予測できない。乞うご期待。

ジョギング中の頭ん中
2008.05.09
5月4日から姫路→福岡→佐賀→名古屋ワンマンとライブが続くので出発前の夜、
ジョギングに出かけた。ジョギングなんてものは前日だけでは体力調整にならない。
でも気持ち調整にはなる。
夏場、夜の街灯に集まる虫のように落ち着きがなく、
部屋でソワソワしてるくらいなら頭真っ白になるくらい走った方がいい。
半袖半ズボンにnew balanceのスニーカー。
あっそうそう、レンタルビデオ屋を通り過ぎるくらいで
先日大阪鰻谷サンスイで見たマッカーサーア コンチのライブを思い出した。
6年くらい前からずっと見てきているが、見るたびにライブとは...、伝えるとは何かを感じさせてくれる。『音楽を伝えるのに相手の心をノックして、失礼しますなんてかしこまった挨拶をする必要なんて全くない。だって、僕たちにステージはないから。僕たちは音が広がり聴こえる空間の中にいる人たち全員と音を楽しんでるんだ。ステージとかフロアとかそんな隔たりはいらないよ。』って小学生の時、連絡もなしに玄関でピンポーンと行き当たりばったりで遊びに行くような純粋な気持ちでライブしているマッカーサーを見ていつも感じる。
大人になっていろいろと文化や風習やモラルを気にし出して、礼に始まり礼に終わるじゃないけど、一つ一つ気にしすぎるようになった。ライブとは...、伝えるとは...。
自分たちがツアーに出る前に何か大切なものをもらえた気がした。
ありがとう。マッカーサー ア コンチ。そして今回で卒業を迎えたトロンボーンのベルボーイくん、お疲れさま。

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