田舎からの宅急便
2007.08.24
ピンポーン。
家のベルが鳴り、ドアを開けてみると田舎からの宅急便。
箱を開けてみると桃と米とほんのり田舎の香り。
今年の夏はドタバタで実家に帰れなかったせいか、
おかんが送ってくれたのだ。

この時期になると、田舎では夜に少しだけ涼しい風が吹く。
カエルのゲコゲコガーという鳴き声から
コロコロといった虫の鳴き声に変わる。
夜道なんかを歩くと月と一緒にどこまでも虫の音がついてくる。
どこの路地に入っても…。
そんな情景を思い描いていると、
少し前に6歳下の妹の相談をのっていた時のことを思い出した。
これからの自分に少し悩んでいた様子で、
いつもフワァーと生きている妹が
あまりにも真剣なので少し固まりながら話を聞いていた。
今一番したいことはあるのか?どうなりたいのか?
『あんなー、おにぃちゃん、私、人間になりたい』
『…』今だにその答えを妹には言えてない。
世代が違うせいか、妹が変わっているのか…。
僕の住む大阪の街、
遠くでコロコロと音がしたようなそんな夜でした。
from シウサク
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